健康な赤ちゃんを生むためにあなたができること

健康な赤ちゃんを生むためにあなたができること

最近では、妊娠する前の「妊活期」から、健康な赤ちゃんを授かるために食事や体調管理に気を配る人が増えてきているようですね。
たしかに、赤ちゃんの大切な器官は妊娠に気付くずっと前に作られはじめていますから、いつ妊娠しても良いように日頃から準備しておくに越したことはありません。

でも、赤ちゃんの聴覚や視覚などの感覚神経が発達し、体と脳がぐんぐん成長していくのはこれからの8ヶ月間。健康な赤ちゃんを産むために、今からでもいつからでも始められる3つのポイントを見ていきましょう。

赤ちゃんを健やかに育むのは日々の「食事」

お母さんの胎盤を通じて栄養をもらい、日々育っていくお腹の中の赤ちゃん。お母さんが口にするものが赤ちゃんの発育に影響することを考えると、当然積極的に摂りたいものとそうでないものが出てきます。

特に妊娠前より意識したいのが肉・魚。大豆製品に含まれるタンパク質と、緑の野菜に含まれる葉酸です。
タンパク質は赤ちゃんの体を作る材料にもなりますし、葉酸は血液をサラサラにして赤ちゃんに栄養を届けやすくしてくれます。

反対に気を付けたいのは一部のスパイスとハーブ類。シナモンやパセリなど身近な食材が子宮収縮作用をもっていることがありますので、妊娠中は習慣的に使うのは避けるようにしましょう。
毎回栄養バランスが完璧な食事をとるのは難しくても、「1日に3食は必ずとる」ことを心がけてください。

スムーズな出産に向けて「適度な運動」を!

「お腹の赤ちゃんに万が一のことがあっては」と考えて、妊娠中はいつもより外出も控えがちになりますよね。しかし、太りすぎは妊娠中毒症のリスクを上げ、産道も狭くなるためスムーズな出産がのぞめません。
また、太り気味のお母さんから生まれた子供は、大人になってから脳血管疾患や心血管疾患になりやすいというデータもあるようです。

安定期に入って主治医の許可が下りたら、太りすぎ防止と出産に向けた体力作りを兼ねて軽い運動を始めましょう。
出産予定日の近いお母さんと知り合うチャンスもあるマタニティビクスやマタニティヨガはおすすめですよ。

妊娠中こそ「ストレス解消」を!

ホルモンバランスが大きく変化する妊娠中はただでさえ気持ちが不安定な時期。ストレスを溜め込んでイライラしたり、逆に落ち込んだりしやすくなっています。
お母さんのイライラした気持ちが赤ちゃんに直接届くわけではありませんが、ストレスで食欲不振になれば赤ちゃんの栄養状態に影響しますし、あまりに眠れない日々が続いて体力不足になると出産という大イベントを乗り越えられません。
自分なりのストレス解消法を見つけて、なるべく穏やかな気分で過ごせるようにしましょう。

ただし、アドレナリンが多く出ると血管が収縮して胎盤に栄養が届きにくくなりますから、カラオケやスポーツ観戦など興奮しやすいものはほどほどに。
気持ちを落ち着かせる「セロトニン」の分泌を活発にしてくれる日光浴は手軽でおすすめですよ。

おわりに

新しい命が宿ったお腹をなでながら「元気な男の子がいいな」「私は可愛いらしい女の子がいい!」と、まだ見ぬ赤ちゃんについてパートナーとあれこれ話をするのも妊娠中の楽しみのひとつ。でも結局のところ、「生まれてくる赤ちゃんが健康ならそれでいい」という結論にたどりつくものですよね。

ここでは健康な赤ちゃんを産むための生活習慣についていくつかお話ししましたが、決して難しく考える必要はありません。育児本やインターネットで知識を得ることのできなかった時代の人達だって、ほとんどが元気で健康な赤ちゃんを産んでいるのですから。
とにかくしっかり食べてしっかり日光を浴び、体を動かす。これがお母さんと赤ちゃんの健康作りの秘訣です。

参考

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/ninpu-02.html