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胎児の障害や病気が気になる・・・出産前でもできる検査

胎児の障害や病気が気になる・・・出産前でもできる検査
この記事の所要時間: 233

妊娠中から赤ちゃんの健康状態が気にかかるのは親として当然のこと。数週間に1度の健診日は、赤ちゃんの成長ぶりを嬉しく思いつつも「」や「」という言葉がちらりと頭をよぎることがありますよね。
ここでは出産前の胎児の障害や病気を調べる検査「」の種類について見ていきましょう。

「母体血清マーカー」

母体血清マーカー
(検査可能時期)15~21週
(費用)2万円~
お母さんの血液中の成分から「開放性神経管欠損症」「21トリソミー()」「18トリソミー(エドワーズ症候群)」の3種類の病気の確率について調べます。

この検査は「35歳の女性がダウン症の子供を産む確率」を基準値にしているため、お母さんの年齢が上がれば上がるほど陽性が出やすくなるという特徴があります。このあと確定診断()を受けるために、妊娠16週ごろまでに済ませておくことを推奨されています。

「新型出生前診断(NIPT)」

新型出生前診断(NIPT)
(検査可能時期)妊娠10週~16週
(費用)20万円~

  1. 母体が35歳以上
  2. 過去に染色体異常の子供を妊娠した経験がある
  3. 胎児の染色体異常の可能性を指摘されている

このどれかに該当した場合のみ、日本医学会認定の全国77施設(H28.11現在)で受けられる検査です。
調べられる病気は「ダウン症」「18トリソミー」「13トリソミー(パトー症候群)」の3つの染色体異常。お母さんの血液から胎児のDNAをとりだして分析するため、99.9%(陰性の場合)という高い精度で病気の確率がわかります。

「羊水検査」

羊水検査
(検査可能時期)妊娠16週~
(費用)12万円~
母体血清マーカーや新型出生前診断などで陽性が出た場合の確定診断として行われます。羊水中の胎児の細胞を調べるためわずかな確率で流産のリスクはありますが、精度はほぼ100%です。
この検査でわかるのは「ダウン症(21トリソミー)」「18トリソミー」「13トリソミー」「ターナー症候群」「クラインフェルター症候群」などの染色体の数の異常、染色体の構造そのものの異常や「開放性神経管奇形」の確率です。

また、超音波診断などで特定の病気の可能性が疑われる場合は、それについて調べることもあります。

おわりに

日本では出産前に胎児に障害のリスクがあるとわかった人の9割が妊娠継続をあきらめています。出生前診断で産まれてくる赤ちゃんの病気をあらかじめ知っておくことにはメリットもありますが、もし何らかの決断を迫られたときに「いっそ検査しなければ良かった」と後悔してしまう可能性も0ではありません。
少なくとも「安心するための保険」といった安易な気持ちで受けるべきでないことは覚えておきましょう。

参考

http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Ninmama_9305/
https://tamagoo.jp/pregnant/trouble-discovery-of-baby/