気分が落ち込む・・・プレグナンシーブルーに陥る理由

気分が落ち込む・・・プレグナンシーブルーに陥る理由

妊娠発覚と同時につわりなどの体調不良に悩まされ、妊娠中は元気な赤ちゃんを産むために何かと気を使う毎日。そしていざ赤ちゃんをお迎えしてからは3時間ごとの授乳と頻繁なおむつ替え…と想像以上にハードな生活が続く妊娠~産後にかけてのこの期間。「うつ」症状を訴えるお母さんは少なくないようです。ここではその中でも妊娠期に見られる「プレグナンシーブルー」について考えていきましょう。

プレグナンシーブルーに陥る理由は「プロゲステロン」!?

月経前の肌荒れや頭痛、イライラした気分などは「ホルモンバランスの乱れが原因」とよく言われますね。プレグナンシーブルーの原因もまさにこれで、妊娠10週ごろから分泌が盛んになる「プロゲステロン」というホルモンの影響が大きいと考えられています。
39週にそのピークを迎えるプロゲステロンは妊娠を維持していくうえで欠かせないホルモンですが、お母さんの気分を落ち込ませたりイライラさせたり、ちょっと不安定にさせてしまう困った性質ももっています。妊娠中に気分が沈みがちになったら、これも正常な妊娠の過程のひとつだと前向きにとらえるしかありません。

妊娠生活中のストレスも原因?

ホルモンバランスの影響にくわえ、妊娠中の心と体に起きるさまざまな変化もまたプレグナンシーブルーの原因になります。例えば妊娠初期はつわりや腰痛などの体調不良に見舞われがち。中期になれば体調は安定してくるとはいえ、少しずつ大きくなるお腹や濃くなった体毛にショックを受けてしまうお母さんもいるでしょう。
さらに、後期になれば体重管理に悩まされたり、出産時の痛みへの恐怖から強いストレスを感じてしまう人もいます。特にもともと責任感が強い人や美意識が高い人に見られやすいこの傾向。
必要以上に自分を責めず、こういった心身の変化も期間限定のものだと割り切って考えたいものですね。

プレグナンシーブルーを克服する勇気を!

プレグナンシーブルーを克服して楽しいマタニティライフを送るためには、自らそのきっかけを作る勇気も必要です。パートナーに自分のつらさを聞いてもらったり、お医者さんに体重管理がストレスになっていることを正直に訴えてみるのもひとつの手。また、「赤ちゃんのため」「妊娠中だから」と我慢している自分自身の楽しみをちょっとだけ解禁してみるのも良いかもしれませんね。
でも睡眠不足や食欲不振があまりにひどいようなら、気持ちだけで何とかしようとせずに主治医に相談しましょう。

おわりに

お母さんのうつ状態が赤ちゃんの発育に大きな影響を与えることはありません。でもそのまま産後うつ(マタニティブルー)に突入すると、あとで振り返った時に「つらかったことしか思い出せない…」なんて淋しいことになってしまいますよね。パートナーや周囲の協力のもと、なるべく前向きに自身の妊娠生活と向き合ってみましょう。
ただし、気分の落ち込みにくわえて貧血やめまい、頭痛などの症状がみられる時は「鉄欠乏性貧血」の可能性もあるので、くれぐれも「これは精神的なものだから」と自分で決めつけないようにしてくださいね。

参考

http://news.mynavi.jp/news/2016/12/09/048/