まずは基礎体温を測るところから!排卵検査薬の使い方

まずは基礎体温を測るところから!排卵検査薬の使い方

一般的には、避妊をしないで夫婦生活を送ったカップルの80%は1年以内に妊娠するといわれています。
とはいってもこれはあくまで確率の問題ですから、実際には避妊をやめてすぐ妊娠するカップルがいれば、「1年過ぎてもなかなか授からない…」というカップルが出てくるのも当然のこと。
そして両者の違いがどこにあるかといえば、ひとつに「妊娠しやすい日(=排卵日)にタイミングをとっていたかどうか」ということがあげられます。

産婦人科でも妊娠を希望するカップルに対してしばしば行うこの「タイミング法」。排卵検査薬を使って自分で排卵のタイミングを調べるときは、どんな点に注意すればよいのでしょうか。

まずは「基礎体温」でリズムをつかむ

排卵検査薬は、排卵前後に急上昇する「LH(黄体ホルモン)値」が一定のラインを超えると陽性反応を示します。
ただし、排卵の24~36時間前から急激に増える黄体ホルモンの分泌量が排卵後にぴたっと0になるわけではないため、それが「排卵36時間前」なのか「排卵12時間後」かまでは特定できません。
もし後者だった場合は、卵子の寿命(12~24時間)を考えるとかなりギリギリです。

また、検査薬は排卵48時間前後という限られた時間内でしか反応しないので、ある程度自分でタイミングを絞り込む必要があります。まずは基礎体温から自分の体のリズムを読み取り、排卵検査薬を上手に活用していきましょう。

排卵予定時期は12時間ごとにチェック

生理開始から約2週間の「低温期」が続き、いったんガクッと体温が下がった後に「高温期」に移行するタイミングが排卵です。
ただし厳密には「低温期が終わる3日前~高温期初日」と個人差があります。
そのことを考えると、検査薬を使うのは生理開始から11日目(周期28日の人)、または生理予定日の17日前(それ以外の周期の人)がおすすめです。

また、LH値のピーク(約12時間)以外は検査薬に反応しにくいこともありますので、1度陰性反応が出たら次の検査まで12時間以上空けないようにしてください。
ほとんどの排卵検査薬は既定のラインまで尿を浸して「コントロールライン」と「テストライン」両方の線が表示されたら陽性ですが、正確な検査結果を得るために使用前に説明書で確認しておきましょう。

陽性反応が出るのは「排卵の36時間前~12時間後」

精子の寿命は約3日ありますから、排卵の36時間前に行っても無駄になるということはありません。むしろ排卵のタイミングで精子が子宮に待ちかまえている方が好都合という考え方もできます。

ただし、これが排卵12時間後だと仮定すると、ちょっと慌てなくてはいけません。
卵子の寿命はたった24時間。検査薬が反応した時点から残り12時間がリミットです。
もし朝一番で陽性反応が出たら、ちょっと早めに帰ってきてもらえるようパートナーにお願いしてみましょう。

また、基礎体温表からそろそろ排卵が近いと予想できるようになれば、検査薬の反応を待たずにタイミングをとっても問題ありません。

おわりに

排卵検査薬を活用するためには、まず基礎体温から全体のリズムをつかむこと、LH値のピークを逃さないようにすること、そして卵子と精子が元気なうちに営みをすること、この3点がとても大切になってきます。

ただしあまりタイミングにこだわって「今日は排卵日だから」とばかり言っていると、そのうちセックスを義務的な作業と感じるようになる男性は少なくないそうです。
せっかく赤ちゃんに恵まれても、これがきっかけでパートナーとの関係がぎくしゃくしてしまっては意味がありませんよね。
ベビ待ち中に相手との温度差を感じたら、タイミングを意識させない誘い方を工夫してみるのも良いかもしれませんよ。

参考